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今週の注目は3月9日(金)の2月米雇用統計とFRBの要人発言が注目だろう。
現在のところ円が買われているが、ドル売りが強くなる可能性も出てきている。ドル円、ユーロドルの動きを見てどの通貨が買われているのか注意深く見ていった方がいいだろう。
今週の為替相場は米国の経済動向に敏感に反応すると思われる。キャリートレードの一部解消による円買いはさることながら、米国の景気低迷の観測を招くことによるドル売り。FXにとってこのドル売りはことさら悪い。
特に米国の弱い経済指標に市場は反応しやすいだろう。9日(金)発表の雇用統計は主要指標の中でも、このタイミングでの発表は非常に重要である。
他では5日発表の2月米供給管理協会(ISM)非製造業景気指数や、6日の1月米住宅販売保留指数などのサービス・住宅まわりの指標にも注目したい。
またポールソン米財務長官は5日訪日し、尾身幸次財務相や福井俊彦日銀総裁と会合する。尾身財務相との会合では、為替相場や世界経済状況について協議する予定だそうだ。
これまで米国は強いドルを支持し、日本は円安を望んでおり両国の為替政策の思惑は一致している。この思惑に変更があるようなコメントが出た場合は敏感にマーケットはドル売り円買いに反応するだろう。
ポールソン長官はその後、韓国、中国を訪問。中国では為替レートの一段の柔軟化について要請する可能性が高いとみられている。これも円買い材料になりうるので注意が必要。
先週の為替相場は116円台に突入をして終了。地合いは円買いであるため、まずはオープニングをまった方がいいだろう。
先週に続き、今週もドル円はトレンドを見極める週になる。ターゲットポイントは116.80のサポート跳ね返り。 116.80を下抜けた場合は114.80までの下落の可能性。116.80を抜けた場合はドル円をハイレバで売ってみてもいいだろう。
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ユーロドルは上。8日(木)は欧州中央銀行理事会、政策金利発表で利上げが予想されており、翌日9日(金)には米雇用統計がある。
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ECBが利上げ、米雇用統計で弱い数字がでた場合素直にユーロドルは上だろう。しかし週明け早々ユーロドルはマーケットの思惑で買われていく可能性もある。あまりにも普通すぎるシナリオのため、週末これらのイベントが終了したら材料をこなしユーロドルは落ちる可能性も否定できず。ターゲットポイントは1.32-1.34。週明け1.31台があった場合は買っていっても面白いのではないだろうか。
※これは僕の100%ポジショントークです。FXは自己責任でお願いします。
▲経済指標(3月5日~3月9日分)
3月5日(月)
【海外】
○2月のユーロ圏サービス部門購買担当者景気指数(PMI)
○2月の米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景気指数
3月6日(火)
【海外】
○1月の豪貿易収支
○1月の豪住宅建設許可件数
○豪準備銀行(RBA)理事会(結果公表は7日)
○1月のユーロ圏小売売上高
○10-12月期ユーロ圏GDP改定値
○カナダ中銀(BOC)、政策金利発表
○1月のカナダ住宅建設許可
○10―12月期米非農業部門労働生産性(改定値)
○1月の米製造業新規受注
【国内】
○昨年10―12月期の法人企業統計調査(法人季報)
3月7日(水)
【海外】
○オーストラリア政策金利発表
○10-12月期豪GDP
○2月の独卸売物価指数(12日までに発表予定)
○英中銀金融政策委員会(8日まで)
○1月独製造業新規受注
○2月の米ADP全米雇用報告
○1月の米消費者信用残高
○米地区連銀経済報告(ベージュブック)
【国内】
○2月末の外貨準備高
○1月の景気動向調査
3月8日(木)
【海外】
○ニュージーランド、政策金利発表
○1月の独鉱工業生産
○英国、政策金利発表
○欧州中央銀行(ECB)理事会、政策金利発表
○2月のカナダ住宅着工件数
○1月のカナダ新築住宅価格指数
○前週分の米新規失業保険申請件数
【国内】
○2月のマネーサプライM2+CD
○対外対内証券売買契約等の状況
○2月の景気ウォッチャー調査
3月9日(金)
【海外】
○1月の独貿易収支
○1月の独経常収支
○1月の英鉱工業生産
○1月ユーロ圏景気先行指数
○2月のカナダ雇用統計
○1月のカナダ貿易収支
○2月の米雇用統計
○1月の米卸売在庫
【国内】
○1月の機械受注統計
週明け3月12日
○米国・カナダ夏時間入り
※NYクローズが日本時間午前7:00~午前6:00へ変更。
オープニング12日(月)の約定分から夏時間適用。
(米国○、ユーロ圏○、オセアニア○、南アフリカ○、その他○)
▲重要イベント(3月5日~3月9日分)
3月5日(月)
◆プール・米セントルイス連銀総裁、講演
◆ウォルシュ米連邦準備理事会(FRB)理事、講演クロズナーFRB理事、講演
◆ポールソン米財務長官初来日(尾身幸次財務相、福井俊彦日銀総裁らと会談)
3月6日(火)
◆プロッサー・米フィラデルフィア連銀総裁、講演
◆バーナンキFRB議長、講演
◆ポールソン米財務長官、韓国訪問(7―8日は中国へ)
3月7日(水)
◆モスコー・米シカゴ連銀総裁、講演
3月9日(金)
◆バイズFRB理事、講演
◆2007年米金融政策フォーラム